音譜さて、久々にこのブログに戻ってきました音譜


チュニスへ出発したのはもう4年近くも前のこと。

すいぶんと時間は経ったけど、ブログを読むと当時のできごとや気持ちがはっきりとよみがえります。

様々なできごとや出会いがあり、多くのことを考え、自分と向き合った1年でした。

あんなにいきいきと、一生懸命一日一日を生きたのは、記憶にある限り他にありません。

周囲の人の温かさや、それまで気づかなかった自分の一面にも出会い、大変貴重な経験でした。



その後帰国し、大学を卒業後、一社会人となりました。

その間、様々なことがありました。

何度も、本当に何度もくじけそうになりましたが、

チュニスでの一年が、現在の私を形成し、そこで出会った人々ともに私を支えてくれています。

おかげさまで私は今、元気に毎日を過ごしています。

これからも時々ここに戻っては、あの頃の気持ちを思い起こして前向きに進みたいと思いますアップ


次は写真を掲載できるといいな 目

そして風景や旅行の写真と共に、チュニスの様子をつづることができたら、

また、現在の私のことを少し書けたらと思っています。


それではまた。

読んでくれた方がいらしたら、ありがとう。


2008. 06. 01 fifi

今日からサマーコースが始まった。


私の通っている学校は、通称ブルギバスクール。

大学付属の語学学校で、アラビア語のほかにもフランス語、英語、イタリア語、ドイツ語、チュニジア方言、日本語のクラスまである。

午前の集中コースの他にも、週二回の午後のクラスもある。


夏は人が多いから違う校舎になるかも、とは聞いていたけど

びっくり!近くの小学校で学ぶことに。

でもこの校舎。

アラブ様式というか、真ん中に中庭があって、

それを取り囲むように沢山部屋がある。

二階建ての、小学校にしては大きな建物。

学校に入る機会なんてなかなかないので興味深かった。

今日はそんなに暑くなかったから、

中庭に射してる太陽の感じが心地よかった。

問題はトイレ。ドアの上の方がない。。。

幼稚園のトイレってこんなんだった気がする。


初めてのクラスとはいえ、先生も顔なじみだし、

友達も3人クラスにいたから気構えずにすんだ。

10月から5月の1年コースでは、

朝8時から12時までの間に、10時から30分近くの休憩があった。

夏は10分休憩が2回と30分程度の休憩が1回あるみたい。


久々の学校は楽しかった。

でも暑くなったら大変そう。。。

おととい学校に登録に行って、書類を出した際に、

「OK,今日はこれでおわり。明後日、朝7時半に来て。クラス分けリストがあるから。」

と言われた。

え?早くない?


他の友達にきいたら、9時っていわれた、と。

どうやら七時半から張り出されるらしい。

去年この学校で学んだ人は、レヴェル分けテストをうける必要はないときいていたので。

おかげさまで奨学金がもらえたので、学費の支払いに行く必要もなく。

クラス分けを見に行くだけなら、さすがに七時半じゃなくていいでしょう、ということになった。


(ブルギバスクールの夏期講習にはチュニジア政府からの奨学金がある。

募集は日本でされている。私はチュニジアに住んでいて、こちらから申し込もうとした際に

手続きがスムーズにいかず、在チュニジア大使館の方たちに大変お世話になった。)


八時半に学校につくとクラス分けリストに名前がなく。

でもそんなのは慣れっこになってしまった自分がいて。

2時間以上 列とはいえない列に並んで、やっと書類をもらった。


「明日にはきっと名前書かれてるよ」

といわれ、また朝7時半にリストを見に来ることに。

(案の定翌日も名前はなかった。)

ちゃんと朝7時半からきていた友達は3時間待ったらしい。


人も場所も足りてそうに見えるのに。

登録だけのためにみんな何度も何度も行ったり来たり。

案内が不十分でみんな混乱してしまう。

みんな何のために待っているのかわからないまま。

ドアの前でずーーーーーーーっと待たされ、

担当の人は「いいからこっちに並んで」と叫び。

この場所では何が必要で、次はここへ行ってとか、

順序だてさえすればこんなにカオスにならないだろうに、と思う。


学校だけじゃなくて、チュニジアのいろんな場所で

もうちょっとこういう手続きがスムーズにいけばいいのに、と思う。

でもだんだんこういう状況に慣れてしまって、はらも立たなくなった。

ようは前もってこんなもんだろうなと思っていればいい。

次にやるべきことを時間の余裕をもってさえいればいい。

ただその余裕が1時間とかじゃなくて、

3日必要だったりするんだけど。。。